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【F1の名コンビ】ジャンピエロ・ランビアーゼの人柄に迫る!フェルスタッペンを支える"GP"の素顔とは?

マックス・フェルスタッペンの活躍を語る上で欠かせない存在をご存知ですか?
そう、レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼ(通称:GP)です!

2025年のアブダビGPでは、なんと涙を流す姿が全世界に放映されて話題になりましたよね。

普段は冷静沈着なGPが感情を露わにした瞬間…。
あの場面を見て、私も思わずウルっときてしまいました。

今日は、F1界で最も成功しているドライバー&エンジニアコンビの片割れ、ランビアーゼの人柄と実績について、個人的な感想も交えながら深掘りしていきたいと思います!

GPって誰?プロフィールをおさらい

まずは基本情報から。ジャンピエロ・ランビアーゼは1980年10月14日生まれのイギリス人エンジニアです。

イタリア系の両親を持つ彼は、ロンドンで育ち、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で機械工学の学位を取得しています。

キャリアの歩み

ランビアーゼのF1キャリアは2005年、ジョーダンチームでデータエンジニア(現在のパフォーマンスエンジニア)としてスタートしました。
その後、チームがミッドランド、スパイカー、そしてフォースインディアへと変遷する中でも約10年間在籍。

この期間に彼は、ヴィタントニオ・リウッツィ、ポール・ディ・レスタ(2011-2013)、セルジオ・ペレスといったドライバーのレースエンジニアを務めました。

特にディ・レスタとは「小さな口論もあったけど、常に最高の結果を目指した」という強い絆を築いたそうです。

そして2015年、ランビアーゼはレッドブル・レーシングに移籍。これが彼の運命を大きく変えることになります。

2016年:18歳のフェルスタッペンとの出会い

2016年のシーズン途中、レッドブルは当時トロロッソに所属していた18歳の若手ドライバー、マックス・フェルスタッペンを電撃昇格させました。

ランビアーゼには、わずか数日の準備期間しか与えられませんでした。

「初めて会った時、彼は『この新星』だった」とランビアーゼは振り返ります。
「信じられないほど荒削りで、磨かれていないダイヤモンドのようだった」

しかし、この不安な船出は最高の形で始まります。

フェルスタッペンはデビュー戦のスペインGPで優勝
メルセデスの2台が接触リタイアするという幸運もありましたが、18歳330日でのF1史上最年少優勝記録を樹立したのです。

個人的に、この時のランビアーゼの心境を想像すると胸が熱くなります。

たった数日前に担当が決まった若者が、いきなり優勝してしまうなんて!プレッシャーも相当なものだったでしょうね。

"老夫婦"のような絆?激しいやり取りの真相

フェルスタッペンとランビアーゼのチームラジオでのやり取りは、F1ファンの間で有名です。時には激しい口論になることも…。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2人の関係を「老夫婦のようだ」と表現しています。確かに!言いたいことを遠慮なく言い合える関係って、まさに長年連れ添った夫婦みたいですよね(笑)。

2023年ベルギーGPの"事件"

2023年のベルギーGPでは、予選でフェルスタッペンがチーム戦略を痛烈に批判し、3回も悪態をついてしまいました。

するとランビアーゼは皮肉たっぷりに「じゃあ君がエンジニアの仕事も運転と同じようにやってくれ」と切り返したんです。

この瞬間、私は「GPかっこいい!」って思いました。
どんなに速いドライバーでも、感情的になりすぎた時にはビシッと言える。これが本当の信頼関係ですよね。

2022年ブラジルGPのチーム指示拒否

2022年のブラジルGPでは、フェルスタッペンがチームメイトのペレスに順位を譲るよう指示されたのに拒否する、という事態も発生しました。

レース後、フェルスタッペンは謝罪したそうです。

「議論があることは避けられない」とランビアーゼは言います。

「大切なのは、お互いの善意を信じること。マックスはホットシート(運転席)にいるのであって、僕じゃない。彼は僕たち全員よりも遥かに高いプレッシャーの中にいる」

このコメントに、ランビアーゼの器の大きさを感じます。

自分のプライドよりも、ドライバーの立場を理解しようとする姿勢。これこそプロフェッショナルです。

ランビアーゼの人柄:冷静さの裏にある温かさ

元F1ドライバーのポール・ディ・レスタは、ランビアーゼについてこう語っています:

「彼は常に最高のプロフェッショナルで、感情的でもある。いつも僕に厳しかったし、ラジオで小競り合いもあったけど、常に良い結果を出してきた。彼は超知的なエンジニアで、コンピューターを使いこなすだけでなく、コモンセンス(常識)も持っている」

この「コモンセンス」という表現が印象的ですよね。

技術的な知識だけでなく、人間としての判断力も備えている。それがランビアーゼの強みなんでしょう。

レースエンジニアに求められる"人間力"

ランビアーゼ自身も、レースエンジニアの役割について興味深い発言をしています:

「僕たちがやろうとしているのは、ドライバーから『考える負担』を取り除くこと。彼が今この瞬間、次のコーナーに集中できるようにすることです」

また、マクラーレンのレースエンジニア、トム・スタラード氏は「レースエンジニアに最も重要なのは感情的知性と共感力」と語っています。

つまり、いくら技術に詳しくても、ドライバーの心理を理解できなければ一流のレースエンジニアにはなれないんですね。

ランビアーゼがフェルスタッペンと長く成功している理由が分かる気がします。

2021年:激動のタイトル争いを支えた存在

2021年シーズンは、F1史上最もドラマチックなタイトル争いの一つでした。
フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが最終戦アブダビまでもつれ込み、最終ラップで逆転優勝…。

この極限のプレッシャーの中で、ランビアーゼはどう対処したのでしょうか?

「2021年を繰り返したいとは思わない」と彼は正直に語ります。

「信じられないほど競争的で、トラック内外でスポーツの域を超えていた部分もあった。

マックスからプレッシャーを取り除くために、僕はチーム全員に『普通にやろう』と強調し続けた。各レースを単独のイベントとして扱い、先のことを考えすぎないようにした」

この戦略、すごく理にかなってますよね。

未来を心配しすぎると、目の前のことに集中できなくなる。
ランビアーゼの冷静な判断が、フェルスタッペンの初タイトル獲得を支えたのだと思います。

2024-2025年:新たな役割と感動の涙

2024年、ランビアーゼは昇進し、レッドブルのヘッド・オブ・レーシングという役職も兼任するようになりました。

つまり、フェルスタッペンのレースエンジニアを続けながら、チーム全体のレーシング部門も統括する立場に。

そして2025年シーズン…個人的な事情で一部のレースを欠場する場面もありました。
オーストリアGPでは不在だったんですよね。

2025年アブダビGP:忘れられない涙

そして2025年12月7日、アブダビGPのレース後。ランビアーゼが涙を流す姿が世界中に放映されました。

フェルスタッペンは勝利したものの、ドライバーズチャンピオンはランド・ノリス(マクラーレン)が獲得。4連覇は叶わなかったんです。

この涙の理由について、様々な憶測が飛び交いました。

「ランビアーゼはチームを去るのでは?」という噂も広がりましたが、レッドブルは正式に否定

彼は2026年もフェルスタッペンのレースエンジニアを続けることが確認されています。

個人的には、あの涙は「悔しさ」だけじゃなく、「この一年の重み」が込められていたんじゃないかと思います。個人的な困難を抱えながらも、チームとドライバーのために全力を尽くした一年。それが終わった瞬間、感情が溢れ出たんじゃないでしょうか。

フェルスタッペンもレース後、ランビアーゼについて言及しています:「僕はGPを友人として見ている。何でも話せる関係だ。この感情的な一年を終えて、彼の涙を見て、僕も胸がいっぱいになった」

GPとマックスの名言集

2人のやり取りは時に激しく、時にユーモラスで、F1の魅力の一つになっています。

フェルスタッペンの言葉: 「GPと僕は初戦から完璧にフィットした。僕は強い性格だけど、彼も同じくらい強い。だからうまくいくんだ」

「今では何も言わなくても分かる。アンダーステアやオーバーステアがあれば、GPは僕の運転スタイルに合わせて何を変えればいいか分かっている」

ランビアーゼの言葉: 「マックスは『パドックの悪役』として描かれることが多いけど、実際は正反対。彼は素晴らしい人間だ」

「もし僕がイエスマンだったら、とっくに去っていただろう。僕たちの関係には、必要な時に率直で単刀直入になれる正直さがある」

「今は別のドライバーと働くことに興味はない。マックスと達成した成功、F1史上最高の才能の一人と働いた後では、他のドライバーにとっても僕にとっても公平じゃないと思う」


この最後のコメント、めちゃくちゃ重いですよね。

ランビアーゼにとって、フェルスタッペンとの絆は唯一無二なんだということが伝わってきます。

レースエンジニアという仕事の魅力と重圧

ランビアーゼの話を聞いていると、レースエンジニアという仕事の奥深さに気づかされます。

技術と人間性の両立

レースエンジニアには、テレメトリーデータの分析、戦略立案、タイヤマネジメントなど高度な技術知識が必要です。でもそれ以上に、ドライバーの心理状態を読み取る力が求められるんですね。

いつ励まし、いつ厳しく言い、いつ黙って見守るか。この判断が、レース結果を左右することもあるんです。

命を預かる責任

レースエンジニアは、ある意味でドライバーの命を預かっています。

車のセットアップ、トラフィックの情報、事故の警告…すべてがドライバーの安全に直結します。

2022年のイギリスGP、周冠宇(ジョウ・グァンユー)の大クラッシュ事故の際、彼のエンジニアだったヨルン・ベッカー氏は「15分間、何の情報もなかった。とても、とても困難だった。

でもプロフェッショナルでいなければならない。リーダーとして冷静を保たなければ、すべてが悪い方向に行く」と語っています。

この重圧、想像を絶しますよね…。

なぜGPとマックスは成功したのか?7つの理由

個人的に分析すると、この名コンビの成功には以下の要因があると思います:

1. 相互の尊重

どんなに激しく口論しても、お互いの能力と献身を認め合っている。

2. 完全な正直さ

建前や遠慮なく、本音で話せる関係。

3. 共通の目標

「勝つこと」に対する執念が、2人とも同じレベルで強い。

4. 長期的な視点

2016年から9年間という長い期間で信頼を積み重ねてきた。

5. 補完的な性格

フェルスタッペンの情熱とランビアーゼの冷静さが、絶妙なバランスを生み出している。

6. 適切な距離感

友人でありながら、プロとしての境界線も保っている。

7. 失敗からの学習

2016-2020年の「勝てない時代」に、じっくりと基礎を固めた。

特に7番目のポイントは重要だと思います。

すぐに結果が出ない時期も諦めず、地道に改善を続けた。

その積み重ねが、2021年からの3連覇(そして2024年には4度目のタイトル)につながったんですね。

2026年以降:続く黄金コンビの未来

2025年末、ランビアーゼの去就について様々な憶測が飛び交いましたが、レッドブルは公式に、2026年もフェルスタッペンのレースエンジニアを続けることを確認しています。

ただし、彼の「ヘッド・オブ・レーシング」としての役割がどうなるかは、まだ明確ではないようです。
個人的な事情もあるようなので、柔軟な体制になる可能性もありますね。

フェルスタッペン自身も「レースエンジニアを変えることには常に反対してきた。
彼らはパフォーマンスに非常に重要だから、長く一緒にいられるほどいい」と語っています。

2026年はF1の大規模なレギュレーション変更の年。

新しいパワーユニット、新しい空力ルール…。この大変革の中で、GPとマックスの黄金コンビがどんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません!

まとめ:縁の下の力持ちに光を

F1を見ていると、どうしてもドライバーに注目が集まりがちです。
でも、その背後には信じられないほど優秀なエンジニアたちがいる。

ジャンピエロ・ランビアーゼは、まさにその代表格です。
冷静沈着でありながら情熱的、技術に精通しながら人間味溢れる、そして何よりドライバーを心から信じ、支える存在。

2025年アブダビでの涙は、彼が単なる「機械を扱う技術者」ではなく、チームの勝利と挫折を心から感じる「人間」であることを、世界中に示しました。

フェルスタッペンの才能は誰もが認めるところですが、その才能を最大限に引き出し、時には軌道修正し、常に最適なサポートを提供してきたのがランビアーゼです。

「F1は人間関係のスポーツだ」という言葉がありますが、GPとマックスの関係ほど、それを体現しているコンビはいないでしょう。

2026年、そしてその先も、この名コンビの活躍から目が離せません!

皆さんも、レースを見る時はぜひ、ピットウォールにいるGPの姿にも注目してみてください。
きっと新たなF1の楽しみ方が見つかるはずですよ。

  • この記事を書いた人

すけろく

ちょっと工夫するだけで、生活の質が爆上がりするようなネタを提供しています。近頃アリエク沼とiherb沼にドハマり中なので、近々そんなのも紹介してます。

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