
2025年F1シーズンもいよいよ佳境!テキサス州オースティンの「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)」で開催される第19戦アメリカ
2025年F1シーズンもいよいよ佳境!テキサス州オースティンの「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)」で開催される第19戦アメリカグランプリグランプリが、現地時間10月17日(金)に幕を開けます。
マクラーレンがコンストラクターズ選手権2連覇を達成した今、残るはドライバーズタイトルの行方。
この記事では、F1ファン必見の見どころを個人の感想も交えながら徹底解説します!
🏁 2025年アメリカGP開催概要
基本情報
- 開催日程:2025年10月17日(金)~19日(日)
- 会場:サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)/ テキサス州オースティン
- 形式:スプリントレース週末(今季4回目)
- 全長:5.513km
- 周回数:56周(決勝)
- レース距離:308km
日本時間タイムスケジュール
| セッション | 日本時間 |
|---|---|
| フリー走行1 | 10月18日(土)02:30 |
| スプリント予選 | 10月18日(土)06:30 |
| スプリントレース | 10月19日(日)02:00 |
| 予選 | 10月19日(日)06:00 |
| 決勝 | 10月20日(月)04:00 |
日本では深夜から早朝の"耐久戦"になりますが、この週末だけは夜更かしする価値が十分にあります!
🔥 最大の見どころ:白熱のドライバーズタイトル争い
現在のランキング状況(第18戦シンガポールGP終了時点)
ドライバーズランキング
- オスカー・ピアストリ(マクラーレン)- 336ポイント
- ランド・ノリス(マクラーレン)- 314ポイント(-22差)
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル)- 273ポイント(-63差)
- ジョージ・ラッセル(メルセデス)- 237ポイント
コンストラクターズランキング
- マクラーレン - 650ポイント ✅2連覇達成
- メルセデス - 325ポイント
- フェラーリ - 298ポイント
個人的感想:マクラーレン内の"同士討ち"に注目
正直なところ、今シーズン最大のドラマはマクラーレンの2人の争いだと思います。
ピアストリとノリスの差はわずか22ポイント。
残り6レースと3スプリントで合計174ポイントが残されており、まだまだ逆転の可能性は十分!
特に気になるのが、前戦シンガポールGPでの2人の接触事故。
マクラーレンは内部調査を行い、ノリスに責任があると判断したようですが、チーム内の緊張感が高まっているのは間違いありません。
「パパイヤルール」(マクラーレンのチームカラーから)と呼ばれるチーム内の公平性がどこまで保たれるのか、アメリカGPでの戦略が注目されます。

一方、フェルスタッペンの逆転タイトルの可能性も完全には消えていません。
63ポイント差は大きいものの、ここ数戦の好調ぶりを見ると、まだ諦めるのは早いです。
4度のワールドチャンピオンが5連覇を達成するのか、はたまたマクラーレンの新時代が到来するのか?
この対決から目が離せません!
🏎️ サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の魅力
コースの特徴
COTAは2012年に建設された比較的新しい国際規格サーキットで、F1カレンダーの中でも屈指の人気を誇ります。その最大の特徴は:
- 高低差40m:F1開催サーキットで7番目の高低差
- 20のコーナー:テクニカルセクションと高速セクションの融合
- 反時計回り:珍しいレイアウト
- 世界の名コースのハイブリッド:各コーナーに世界の名サーキットの要素を取り入れた設計
名物ターン1:30メートルの"登山"
個人的に一番好きなのがターン1です!
スタート直後、ドライバーたちは最大傾斜角12.5度、高低差約30.9mという急勾配を駆け上がります。
まるで山頂を目指すような光景は、他のサーキットでは見られない圧巻のシーン。
しかも、このコーナーはブラインド・エイペックス(頂上に達するまでクリッピングポイントが見えない)になっており、スタート直後の混戦では接触やスピンが起こりやすい。毎年ここで何かしらのドラマが生まれるので、スタートシーンは絶対に見逃せません!
マシンセットアップの難しさ
COTAの面白いところは、「超高速サーキットのスパ・フランコルシャンよりも高速コーナーが多く、低速トラックの象徴であるハンガロリンクよりも低速コーナーが多い」という特異な性格を持つこと。
つまり、トップスピードと低速域でのグリップの両方が求められ、マシンセットアップが極めて難しい。この"バランス型サーキット"が、各チームの真の実力を浮き彫りにします。
🌡️ 今週末の気象条件:暑さとの戦い
天気予報
- 3日間とも晴天
- 最高気温:30℃超(土曜は34℃予報)
- 降雨確率:ほぼゼロ
個人的感想:タイヤマネジメントが勝負の鍵
10月のテキサスは予想以上に暑い!路面温度が上昇すると、タイヤの摩耗とグレイニング(表面の粗れ)が激しくなります。今回ピレリは「飛び番タイヤ」(通常より硬いコンパウンドの組み合わせ)を持ち込んでおり、1ストップか2ストップかの戦略判断が非常に難しくなりそう。
また、ドライバーの熱中症対策も重要。FIAは早くも「ヒートハザード宣言」を発令しており、コックピット内の温度管理が勝敗を分ける可能性もあります。体力勝負の週末になりそうですね。
🇯🇵 日本人ドライバー・角田裕毅の"運命の2連戦"
シート争いの正念場
今シーズン、レッドブルに移籍した角田裕毅にとって、アメリカGPとメキシコGPは文字通り「運命の2連戦"」です。
レッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコからは厳しい警告が出されており、この2戦の結果次第で来季のシートが決まると言われています。角田ファンとしては、ぜひとも好結果を残してほしいところ!
カウボーイファッションでメディアデーに臨んだ角田の姿も話題になりましたが、その笑顔の裏には相当なプレッシャーがあるはず。応援したくなりますよね。

🎯 その他の注目ポイント
1. ルイス・ハミルトンのフェラーリデビューシーズン
7度のワールドチャンピオン、ハミルトンがフェラーリに移籍した2025年シーズン。現在コンストラクターズ3位のフェラーリがどこまで巻き返せるか注目です。
2. ルーキーたちの成長
今シーズンは6名のルーキーがフル参戦しており、その中でもメルセデスの現役高校生ドライバーのアンドレア・キミ・アントネッリや、アルピーヌのフランコ・コラピントの活躍が光ります。
3. DRS区間でのオーバーテイク
COTAには2つのDRS区間があり、特にターン12から続くバックストレートでは毎年劇的な追い抜きが見られます。昨年は合計34回ものオーバーテイクがあり、今年も期待大!
📺 視聴方法
日本での放送・配信
- フジテレビNEXT:全セッション生放送(月額2,409円〜)
- DAZN:全セッションライブ配信
- 地上波・BS:放送なし
個人的には、既にCSアンテナがある方はフジテレビNEXT、ネット視聴派はDAZNの年間プランがおすすめです。
深夜の生観戦は眠いですが、翌日の見逃し配信でじっくり楽しむのもアリですね。
💭 まとめ:2025年アメリカGPの個人的展望
今年のアメリカGPは、ドライバーズタイトル争いの天王山になる可能性が高いと思います。
マクラーレンの2人が互いにポイントを奪い合えば、フェルスタッペンにチャンスが生まれる。
逆にどちらかが独走すれば、タイトル争いは終盤まで持ち込まれるでしょう。
個人的には、ピアストリの冷静な走りとノリスの攻撃的なスタイルのどちらが勝つのか、純粋にレースファンとして楽しみです。
そして日本人として、角田裕毅の奮闘にも大いに期待しています!
COTAの名物ターン1での混戦、灼熱の中でのタイヤマネジメント、そしてチーム戦略の妙——全てが詰まった週末になること間違いなし。
みなさんも一緒に、テキサスの熱い戦いを見守りましょう!🏁
関連キーワード
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