【2025年最終戦】F1アブダビGPの見どころを徹底解説！15年ぶり3人タイトル争いの行方は？

はじめに｜歴史的瞬間を目撃できるアブダビGP

F1ファンの皆さん、こんにちは！2025年シーズンもついに最終戦を迎えます。
今年のアブダビGPは、正直言って「伝説になるレース」になる可能性が極めて高いです。

なぜなら、2010年以来15年ぶりとなる3人によるドライバーズタイトル争いの最終決戦だからです。

個人的にも、こんなに緊張感のあるシーズンフィナーレは久しぶりで、今からワクワクが止まりません！この記事では、2025年F1アブダビGPの見どころを、初心者の方にも分かりやすく解説していきますね。

開催日程｜トワイライトレースの魅力

2025年F1第24戦エティハド航空・アブダビグランプリの日程は以下の通りです。

詳細スケジュール（日本時間/現地時間）

12月5日（金）
- フリー走行1回目：18:30-19:30（現地13:30-14:30）
- フリー走行2回目：22:00-23:00（現地17:00-18:00）
12月6日（土）
- フリー走行3回目：19:30-20:30（現地14:30-15:30）
- 予選：23:00-24:00（現地18:00-19:00）
12月7日（日）
- 決勝レース：22:00スタート（現地17:00スタート）

アブダビGPの大きな特徴は、トワイライトレースとして開催されることです。

日中から夕暮れにかけて走るこのレースは、オレンジ色に染まる空とヤス・マリーナ・サーキットの美しい照明が織りなす、幻想的な雰囲気が魅力なんですよね。

決勝は日本時間で夜22時スタートなので、日曜の夜にゆっくり観戦できるのも嬉しいポイントです！

史上稀に見るタイトル争い｜3人が狙う栄冠

さて、今年最大の注目ポイントは、やはりドライバーズ選手権の行方です。

カタールGPを終えて、以下の3人がタイトル争いに残っています。

現在のポイント状況（第23戦カタールGP後）

ランド・ノリス（マクラーレン）：408ポイント 🥇
マックス・フェルスタッペン（レッドブル）：396ポイント 📈
オスカー・ピアストリ（マクラーレン）：392ポイント 🔥

ノリスがリードしているものの、フェルスタッペンとはわずか12ポイント差、ピアストリとも16ポイント差です。
決勝レースで獲得できる最大ポイントは25点（2025年からファステストラップボーナスは廃止）なので、誰が優勝してもおかしくない状況なんです！

個人的には、この混戦状態がたまらなく面白いですね。
特に、マクラーレンの2人が共にタイトルを狙える位置にいるというのは、チーム戦略がどうなるかも含めて目が離せません。

各ドライバーの優勝条件を正確に解説

それぞれのドライバーがワールドチャンピオンになるための条件を整理してみましょう。

ランド・ノリス（マクラーレン）の場合

ノリスは最も有利な立場にあります。

優勝すればチャンピオン確定
2位でもチャンピオン確定
3位でもチャンピオン確定
4位かつフェルスタッペンが優勝しなければチャンピオン
5位かつフェルスタッペンが優勝しなければチャンピオン
6位かつフェルスタッペン・ピアストリが優勝しなければチャンピオン
7位かつフェルスタッペン・ピアストリが優勝しなければチャンピオン
8位かつフェルスタッペンが3位以下、ピアストリが優勝しなければチャンピオン

要するに、5位以内でフィニッシュすればほぼ確実という有利な状況です。

ただし、カタールGPではピット戦略のミスで4位に終わり、せっかくのリードを縮められてしまいました。
アブダビでは冷静な判断が求められますね。

マックス・フェルスタッペン（レッドブル）の場合

フェルスタッペンの条件は以下の通りです。

優勝し、ノリスが4位以下ならチャンピオン
2位かつノリスが8位以下、ピアストリが優勝しなければチャンピオン
3位かつノリスが9位以下、ピアストリが優勝しなければチャンピオン

フェルスタッペンは5連覇を狙っています。カタールではポールポジションから完璧な走りで優勝し、25ポイントを獲得して息を吹き返しました。彼の「勝負強さ」は誰もが認めるところで、最終戦でも何かやってくれそうな予感がします。

重要なのはノリスの順位であり、基本的に自分が優勝してノリスを4位以下に抑えることがカギになります。

オスカー・ピアストリ（マクラーレン）の場合

優勝し、ノリスが6位以下ならチャンピオン
2位かつノリスが10位以下、フェルスタッペンが4位以下ならチャンピオン

ピアストリは3人の中で最も厳しい条件ですが、マクラーレンの速さを考えれば十分に可能性はあります。

マクラーレンは「ピアストリもタイトル争いができる」と明言しており、両ドライバーに平等なチャンスを与える方針のようです。

コンストラクターズ選手権はマクラーレンが確定！

ドライバーズ選手権に注目が集まっていますが、コンストラクターズ選手権はすでに決着がついています。

マクラーレンは第18戦シンガポールGPで2025年コンストラクターズタイトルを獲得し、6戦を残しての戴冠となりました！チームにとっては素晴らしい復活劇であり、ドライバーズタイトルとの「ダブルチャンピオン」達成の可能性も残されています。

現在のランキング（第23戦後）

マクラーレン：800ポイント（チャンピオン確定）
メルセデス：459ポイント
レッドブル：426ポイント

個人的には、マクラーレンが両タイトルを獲得できれば、チームの歴史に残る素晴らしいシーズンになると思います。

日本人ドライバー・角田裕毅の最終戦

日本人ファンとしては、角田裕毅選手の動向も気になるところです。

角田裕毅の現状と最新情報

角田選手は2025年第3戦日本GPからレッドブル・レーシングに昇格し、ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンと共に戦ってきました。

しかし、12月2日に衝撃的なニュースが発表されました。
レッドブルは2026年のドライバーラインアップを発表し、角田選手はレギュラーシートを失い、テスト＆リザーブドライバーとして留まることになりました。

つまり、このアブダビGPが角田選手のレッドブルでの最後のレースとなります。

アブダビでの走りに注目

カタールGPのスプリントレースでは、5番グリッドから素晴らしいスタートを切り、上位争いに絡む走りを見せました。
決勝では12位という結果でしたが、厳しいマシン環境の中で全力を尽くしていました。

個人的には、最終戦のアブダビで角田選手らしい攻めの走りを見せて、有終の美を飾ってほしいと願っています。

レッドブル代表も「5年間で裕毅は完璧なドライバーに成長した」と称賛しており、2027年のF1復帰に向けて期待が高まります。

ヤス・マリーナ・サーキットの特徴

アブダビのヤス・マリーナ・サーキットは、2009年にオープンした比較的新しいコースです。全長5.28km、58周で争われます。

コースの見どころ

長い1.2kmストレートが最大の特徴で、トップスピードは時速320kmを超えます。低速コーナーからの立ち上がり加速が重要なので、オーバーテイクのチャンスが多いのも魅力です。

特にターン5からターン6への区間は、毎年激しいバトルが繰り広げられる名所。
ブレーキング勝負が見られる場所なので、ここでの攻防は必見ですよ！

また、2021年にコースレイアウトが一部変更され、よりオーバーテイクがしやすくなりました。
これによって、レース展開がさらにエキサイティングになっています。

ヤス・ホテルの絶景

サーキットの象徴とも言えるのが、ヤス・ホテルです。コースを跨ぐように建てられたこのホテルは、クジラをモチーフにした斬新なデザインで、F1の中でも最も美しいサーキット風景の一つだと思います。

夕暮れ時に照明が灯ると、本当に幻想的な雰囲気になるんですよね。テレビ越しでもその美しさは伝わってきますが、一度は現地で見てみたいものです。

アブダビGPを楽しむためのポイント

視聴方法

日本では以下の方法で視聴できます。

フジテレビONE/TWO（CS放送）
ABEMA（DAZNネット配信）
DAZN（サブスクリプション）

決勝レースは12月7日（日）の日本時間22:00スタートです。日曜夜のゴールデンタイムなので、ゆっくり観戦できるのが嬉しいですね。

チェックすべきポイント

スタート直後の攻防 - 3人のタイトル候補者がどんなポジションでスタートするか
ピット戦略 - タイヤ選択とピットストップのタイミングが勝負を分ける
角田裕毅の最後の走り - レッドブルでの有終の美を飾れるか

個人的には、マクラーレンはノリスを優先するのか、それともピアストリにもフェアにチャンスを与えるのか。この判断が、レース後の評価にも大きく影響しそうです。

過去の名勝負を振り返る

アブダビGPは、過去にも数々のドラマを生んできました。

2010年：4人のタイトル争い

最も有名なのは2010年の最終戦です。
アロンソ、ウェバー、ハミルトン、ベッテルの4人がタイトルを狙える状況で、最終的にベッテルが初タイトルを獲得しました。
フェラーリのピット戦略ミスでアロンソがチャンスを逃したレースとしても語り継がれています。

今年のアブダビGPは、あの2010年以来となる複数人によるタイトル決戦なんです！

2021年：物議を醸した最終ラップ

記憶に新しいのは2021年の最終戦。ハミルトンとフェルスタッペンが同点で迎えた最終戦で、セーフティカーの処理を巡って大きな論争が起きました。最終的にフェルスタッペンが逆転優勝し、初タイトルを獲得しましたが、レース後も議論が続いた歴史的な一戦でした。

今年のアブダビGPも、間違いなく後世に語り継がれるレースになるはずです！

アブダビ観光の魅力

レース観戦だけでなく、アブダビ自体が素晴らしい観光地です。ヤス島には以下のような施設があります。

フェラーリ・ワールド - 世界最速のジェットコースターがある屋内テーマパーク
ワーナー・ブラザーズ・ワールド - ハリウッド映画をテーマにしたパーク
ヤス・ウォーターワールド - 中東最大級のウォーターパーク

レース観戦の前後で、これらの施設を楽しむのもおすすめです。個人的には、フェラーリ・ワールドのフォーミュラ・ロッサ（世界最速のジェットコースター）に一度は乗ってみたいですね！

個人的な予想と期待

ここからは完全に個人的な意見ですが、今年のアブダビGPはノリスが有利だと思っています。
12ポイントのリードは大きいですし、マクラーレンのマシンも速いですからね。

ただし、フェルスタッペンの「大舞台での強さ」は侮れません。
プレッシャーがかかる場面で最高のパフォーマンスを発揮できるのが、彼の真骨頂です。カタールGPでの完璧な走りを見ると、「やっぱりこの人は違うな」と感じました。

ピアストリも、ルーキーシーズンとは思えない落ち着いた走りを見せているので、最後まで諦めずに戦ってほしいです。

そして、角田裕毅選手には、レッドブルでの最後のレースを全力で戦い抜いてほしいと願っています。

理想のシナリオは、3人が最後まで接近戦を繰り広げて、最終ラップまでタイトルの行方が分からない展開。

そんなレースが見られたら、2025年シーズンは最高の締めくくりになりますね！

まとめ｜歴史的瞬間を見逃すな！

2025年F1アブダビGPは、間違いなく今年最大の注目レースです。15年ぶりの3人によるタイトル争いという歴史的な瞬間を、ぜひリアルタイムで見届けましょう。

この記事のポイントまとめ

✅ 開催日時：12月5日〜7日、決勝は7日22:00（日本時間）
✅ タイトル争い：ノリス、フェルスタッペン、ピアストリの3人が激突
✅ ポイント差：わずか12ポイント差という大接戦
✅ コンストラクターズ：マクラーレンがすでにタイトル確定
✅ 角田裕毅：レッドブルでの最後のレース
✅ コースの特徴：1.2kmストレートでオーバーテイク多発
✅ トワイライトレース：夕暮れの美しい景色とレースの融合
✅ ファステストラップ：2025年から廃止（最大25ポイント）